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歌詞を伝えること。改めて思う、歌手のしごと。

歌えなくなった半年近く
ボイトレはしていましたが 
 

曲は歌えず、
凄いフラストレーションでした。。。
  
 
その間、
手持ちのCDを聴きまくって 
 

色々考えたなぁ。 
 

そして発見があった!! 
 

ジャズボーカルって
一言でいっても
様々なタイプがあるし 
 

私も自分の歌を初期化しようと
していたから 
 

私なりに
どんな歌手が魅力的か
どういう表現があるか。。。 
 

そういう思いで
聞いていました。 
 

そこで
行き着いたところは 
 

歌手のしごとは 
 

「歌詞を伝えること」 
 

という、
ごくシンプルなことでした。 
 

特にジャズは
スキャットやフェイクをしてこそ! 
と思ってる 
  
 
歌手やお客様もいらっしゃるようです。 
 

近年、 
 

ジャズ歌手として
楽器の人と
対等になることが
ジャズミュージシャンの一員としての
努め。。。。 
 

のような思想もあるようです。 
 

はい、
確かにそういう部分も
大きくあります。
 
 

わたしも
それを切望し、
追い求めていた時期も
ありました。 
 

では
それが第一優先か。。。。? 
 

ううん。 
 

私が思う第一優先」は
歌詞を伝える。。。です。 
 

それこそ
歌手にしかできないことです。 
 

ジャズであっても同じ。 
 

ジャズのリズムにちゃんと
歌詞を乗せる。  
 

そして自分のことば(発音)で
歌詞を伝える。 
 

私自身で置き換えていうと 
 

もしこのまま 
 
 
音域がでず
キーを下げて
テーマをそのまま
歌うことしかできなくなったとしたら??? 
 
 

それでもし
しょうもない歌やったら
 
 
 
何をやっても
しょうもない歌手なんだってこと。 
 
 

ネイティブの歌手で
70代や80代で
ほぼ地声の音域しかでなくても
 
 
素晴らしいジャズ歌手は
いっぱいいます。 
 
 

カーメンもエラも
年代ごとに追っていくと 
同じ曲でも
キーは下がっています。 
 

スキャットもフェイクも
相変わらず素晴らしいけど 
 
 

何より
歌詞が聞こえてくる。 
 
 

ぐっとくる 
 
 

伝わるものがある。。。。 
 
 

それは歌詞が聞こえてくるから、に
他ならない。 
 
 

LAに住んでいた時 
 

ジャズベーカリーという
ジャズの小さなホールで 
 

キャロルスローンという歌手を
聴いたことがあります。 
 
 

もう、お若くはなかったですし
派手なスキャットもなかったですが  
 
 
 
ただ喋ってるような
  
 
その歌にとても
感激したことも思い出しました。 
 
 

そのキャロルの歌は
喋ってるように
スウィングしていたのです。 
 
  
当たり前!って
言われればそうなんだけど 
 
 
 

このことに
行き着いてから 
 
 

私は再び
自分が求める方向を
明確に見つけることができて 
 
 

今、とっても
ウキウキしています(*^_^*) 
 
 

あ~~
言ってしまった 
 
 

これが大変なんだな~~~~
(>_<)


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