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上手くなろうと気づかせてくれた出来事

私…歌、下手なんだ。
 

上手になりたい。。。と
強く思わざるを得ない
出来事がありました。
 
 
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アメリカから帰国して
ジャズボーカルを習ったとき
レッスンを受けていた
先生のある一言でした。
 
 

その日は発表会でした。
 
 

 

二次会へと
皆で向かっている
道でのことです。
 
 

生徒の中には
ライブ活動をしている人もいて
私もその一人でした。
 
 
歩きながら
誰がどういう音楽活動をしているか
話していたんでしょう。
 

 

「さかぐちさんもライブしてるはず。。。」
と誰かがいってます。
 

  
その後に
「いいわよね~~キレイな人は
ライブできて~~」
と、その先生が皆の前で言ったんです。
 

 

その頃、
私、ライブを始めていて
お客さんもまぁまぁ入ってたんです。
 
 
 
その先生が言った意味は
 
 

「下手でもお客さんが
多少入ればライブできていいわよね。
お客さんが入ってるのは
歌じゃないでしょう。
外見がちょっといいからって
おじさんがきてるだけじゃないの」
 
 

ということなんです。
 
 
 

ショックでした。。。。
 
 
 

下手なことを言われるだけなら
構わないけど。。。
 
 
 

習っている先生が言ったってことに。
皆の前でいったって事に。
 
 
私。。。その人に習ってたわけだし・・・。
 
 
足りないところがあるのはわかってたし
その人に憧れもあったし
 
 
だから習ってたんです。
 
 
なんていうか
皆の前で裸にされて
水を掛けられた。。。
 

そんな気分でした。
 
 
もしライブする
技量がないというなら
私に直接そういって欲しかった。
 

 

その出来事があってから
  

上手くならないとだめだ
このままじゃだめだ
私、そこまでいってないんだ。。。 
って痛感したのです。。。 
 
 

 

それからは
その出来事がこびりついて
私は下手なんだって
いつも思って
ライブするのが苦痛って日々が
何年も続きました。
 
 

お客様から
良かったといってもらえることがあっても
信じることもできなかった。 

 
でも、
今思えばあの時のことがあったから
技術向上を追い求めて
練習できた気がする。
 
 
なんといっても、あの頃は
下手でライブするには
まだまだだったんです。
 
 

あのまま下手くそで
歌い続けていたら
今頃は終わってて
もう歌ってなかった。。。
 
 
 
今となれば
これでよかったって思える
何年も前の出来事。
 
  

今では起こって
良かったって思える出来事の一つ。


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