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高音が出なくなって、掠れる...私もトレーニング受けました。

ジャズシンガーの声のイメージってどんな感じですか?

 

低音でハスキー...?
でしょうか?

私の声はクラシックなら、
ソプラノです。

(クラシックのレッスンをとっていたとき
先生がおっしゃlっていました)

いうならば、
高く、細めで、軽い声ですね...

でも、ジャズを歌っていると
太く、強く、スピードがあり、立ち上がりの速い声が
欲しくなりました。

歌っているというより
話してるような...
作っていない声...が
ジャズを歌う上で説得力があると思うので
欲しくなったのです。

そこで

太く強い声を作るトレーニングをしました。

主には声帯の合わさりを良くするトレーニングです。
それと、のどの中を広くし運動稼働率を良くするトレーニングです。

大事なのは、
のどを締め付ける筋肉を使わない、
ってことなんです(^^;

ところが、
このトレーニングのやりすぎだったのか、
のどを締め付ける筋肉を使ってしまったのか、

この1ヶ月半、
高音が出なくなってしまいました(^^;


私は、地声と裏声が上手く繋がってる声を
(いわゆるミックスボイス)
習得していたので、
低音から高音への移行が楽でした。

それが
出来なくなってしまったのです...

そこで

私のボイストレーナーとしての師匠でもある
AKIRAさんのレッスンを受けました。

 

AKIRAさんは

発声を解剖学的に理解、習得し
「のどの筋肉を意識的にコントロールできるようにする」という
メソッドを確立。

私はこのメソッドの養成コースを卒業、
認定トレーナーの資格をもっています。

 

 
こちらの本も出版されています。

東京にいらっしゃるのでスカイプでのレッスンでしたが
声を聞いて直ぐに原因を解明くださりました。

「地声が勝っていて、高音に上手く繋げていない。
地声のポジションで踏ん張ってるからひっくり返りが起きている」

え~~~
ショック!!

ミックスボイスを習得していた私は
そんなことが起こるなんて思ってもいなかったのです。

しかも、私のレッスン生にも
同じような原因の場合、
同じ理論と同じ解決方法を伝えています。
声を聞けば聞き分けられるからです。

自分のことは分からなくなっていたんですね。

ミックスボイスも
限りなく地声に近いか
限りなく裏声に近いか...があります。

この時点では
限りなく、ほぼ地声...です。(;_;)

それともう一つの原因は
一つの方向を求めるトレーニングに偏るとよくない...
ということ。

これも勉強になりました。

声って本当にデリケートなんだなぁ~
と改めて分かりました。

現時点では、
原因の理論はわかりましたが
声はまだ、完璧に戻っていません。

声帯異常は見られなかったですし、
(あまりに心配でしたので、
音声外来でスコープ検診してていただきました)

AKIRAさんもこれは
「直ぐ直るよ」
とおっしゃってくださったので

ひとまず安心して
今日もトレーニングしたいと思います(^^)

これで、
高音に悩むレッスン生さんへの
アドバイスのポイントが身をもって知ることができたと...
いい方に考えて...
声を戻して行きたいと思います。

声は生き物ですね...

 

 


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