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vol.10「ジャズシンガーとして本当のスタート」~私はいかにしてジャズシンガーになったのか?~

今、現在、
ジャズシンガーとして
ライブハウスなどで歌っています。

「何がきっかけでジャズシンガーになったのですか?」と

聞かれることもよくあるので

これまでの道のりを振り返って
「私はいかにしてジャズシンガーになったか?」を

10話にしてまとめてみました。

第9回

「奥深いジャズの世界~発見と目覚め~」

こちら

最終回

「ジャズシンガーとして本当のスタート」

です。

声を変えたいと
ボイストレーニングをスタートしたわけですが

結果
10人以上の方に教えていただくことになりました。

{このあたりについては
また機会を見つけて書きたいと思っています。
なぜなら、今はボイストレーナーとして
声の悩みを持つ方に
教えられるようにもなりましたので(^^)}

併せて
JAZZ理論や
ジャズボーカリストとして
必要最低限度知っておかなければいけないピアノ伴奏も
勉強しました。

でもなかなか声もジャズを歌うことも
上達しなかったですね。

あ~、音楽や歌の才能ないな~と
ひしひしと感じてました。

やっぱり歌の上手い下手は生まれつきかな、と
あきらめかけていた頃
友人でもあるソプラノ歌手の
Tちゃんが「声は絶対変わる!」と断言するので
それを信じ「あと2年だけがんばる!」と
彼女からクラシックのレッスンも受けました。

この2年が終わる頃から
もうダメだと思っていた声が
少し変わってきたように思います。
ですが、更にボイトレは続いていきます。

今もトレーニングは続けています(^^)

そして
ジャズを歌う上で大事な
英語の発音のレッスンも受けました。

英語自体がスウィングする言語なので
ジャズを歌う上で発音は本当に大事なのです。

アメリカで聞いていたジャズと
日本で日本のジャズシンガーが歌ってるのを聞いて
違和感を感じるのは、
この発音が違うからじゃないかな~と思ったりします。

私が教えていただいたのは
日本のジャズシンガーの方ですが
その方の歌を聴いたとき、
何か違う!と衝撃が走ったのを覚えています。

発音の大切さを知り、大事にされてる方でした。

 

私はアメリカに5年住んでいました。
英語も会話程度なら話せます。

でも、英語を話せる人が発音が良く
英語の歌を英語らしく
歌えるわけでないと
このとき本当に確信しました。

そして
アリソン・ウェディングの発音の美しさに魅かれた理由も
その後で理解できたのです。

 

だいたい一通り
JAZZのことが見え始めたのは
アリソンの歌を聴いて、ジャズを歌おうと思ってから
15年近く経っていました...
ライブを減らしてからでも6年くらいは経っています。

遡れば
アメリカで暮らしているときに
日本で聞いたことのない
モダンで知的で自由にスイングするジャズに出会い
歌ってみたい!
と足を踏み入れたのです。

ところが

ジャズを理解できる音楽の知識の無さから
ジャズのことが、わからない...

歌ってみたら

声が小さい。
続かない。
高音が出ない。
低音も出ない。
音程が悪い。

そういう発声だから発音も悪く
スウィングしない...

だけど

このジャズを歌うということに魅かれ
どうしたら上手くいくか??
求め続けました。

そして

練習しました!!(笑)

よく飽きもせずに続けられたな~と自分でも思います。

何度もやめようと思ったこともありましたが
止めずにに続けられたのは
アリソンやアメリカの素晴らしい
ジャズボーカリストの方たちの歌が
記憶に残っていたからだと思う。

何が違うんだろう...
この人たちは何をやってこうなったのか??って。
むしろ興味深々...(笑)

でも...

もっと若かったら...と
思うことがないわけではありません。

やっぱり年齢の壁は感じますし、
(練習するにもその日の調子と相談とか
歌詞がすぐ覚えられないとか...(笑))

早くに教育を受けなかったことから来る壁はある、と
認めざるを得ない部分は勿論あります。
(残念だけど)

でも、

この2年くらいは、

「声が素晴らしい」

「かっこいい」

「歌が素晴らしかった、またライブ来ます!」

「りえさんの歌が好きです」

と言って頂けるようになりました。

もちろん
目指してるものからは
程遠いものですが...

それでも
今、やっと
「JAZZを歌ってます」と言えるようになった気がします。

これからも
少しでもいい歌を歌えるようトレーニング続けていきます!

今がジャズシンガーとしての本当のスタートだと思うから...。

おわり。

これで「私はいかにしてジャズシンガーになったのか」 は
終わりです。

これまで、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

ちょっと、落ち着けて、あとがきなんかも書いてみたいと思っています(^^)

どうぞ、これからも、よろしくお願いします。

さかぐちりえ♪

 

 


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