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今、現在、
ジャズシンガーとして
ライブハウスなどで歌っています。
「何がきっかけでジャズシンガーになったのですか?」と
聞かれることもよくあるので
これまでの道のりを振り返って
「私はいかにしてジャズシンガーになったか?」を
10話にしてまとめてみました。
第8回
「ひとつの終わりを越えて...再始動」は
こちら
第9回
「奥深いジャズの世界~発見と目覚め~」
です。
神戸のライブハウスのオーディションに合格し
ライブ活動をするようになった中で
JAZZや歌や音楽に関して、
モヤモヤしていたもの...。
その正体がわかりました。
自分の歌は下手だ
ということに愕然となりながら気付いたのです。
美しい音楽には
それなりのレベルが必要。
ということ。
本物のJAZZも聞いてる、
目指したいところもわかってる。
でも、そこへ行くには技術が足りない。
実際に
ライブをしているときに
お客様から
「君、歌やめたほうがいいよ」
と言われたこともあります。
また、
当時、実力派で人気のあった歌手の方から
「綺麗な人はいいわよね~~
それで、ライブができるんだから~」
と、たくさん人がいる前で言われたこともありました。
当初、私のライブには
お客さんが結構入っていました。
おじさまたちです。
あまり上手くない
ステージ映えするシンガーが
おじさまたちには応援しやすかったのです。
おじさまたちや男性のファンが
悪いのではないのですが
明らかに
ジャズや歌を聴きにいらしてる訳でない
という方は、
結構いらっしゃいました。
歌が下手だったのだから
仕方ありません...(^^;
今思うと
来ていただいてただけでも
ありがたいことです。
でも
こういうのは、
ちょっと日本独特のものかもしれません。
また
こんな事を言ってくれる方もいらっしゃいました。
「りえちゃん、上手い下手なんて関係ないで。
売れなあかん。
それまで、演歌でも歌謡曲でも歌って
売れたらジャズでもうたったらいいねん。」
確かに、聞いてくださる方がいなかったら
歌う場所もなく、風呂場で歌うしかありません。
あながち、間違った考えではないのだけど...
でも、このとき
もしこれでいいと思って
そういう環境の中で歌い続けて
もし売れていたら...
今いるところには辿りつけなかったし
自分も満足しなかったと思う。
そして
私にとってあのアメリカで聞いていた音楽が
JAZZであるなら
少しでもそれに近付ける努力なしでは
恥ずかしくてとても歌えない
「こんな歌、うたってたらあかん...!」
と思いました。
とにかく
技術をあげなくては...と。
そう思ったら即行動です。
それから、ライブ活動を少し控えるようにし
まずは
「声を変えたい!」と
ボイストレーニングの長い旅が始まったのです。
つづく
次は最終回です!
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