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元々 素晴らしく高品質のもの・・というピアノではなく
さらに製造からだいぶ年月が経っていて、
月に一度くらいしか演奏されてなかったものです。
縁があって、私の元に来てくれました。
調律師さんが、世界で3番の指に入る方で・・。
(と、ピアノにはすこぶる厳しい、あるところでは凄く知られている
孤高のピアニストに紹介いただきました)
ピアノ・・・
蘇りました!!
いい音色です。
調律の様子を見ていて感じたんですが、、
ボイストレーニングに似ているな、と思いました。
鳴らなくて響かなかった鍵盤が、
心地よく響いていく。
素晴らしい楽器に変わっていく。
ピアノの調律は、それぞれの鍵盤、弦を、
独自に調整する、ってだけではありません。
中音、高音の弦は1つの音に対して3本ありますが、
その3本を調整していきます。
そして、オクターブ、ユニゾン、4度、5度、短3度、長3度・・・・
とプロの手でさらに調整されます。
時には、より響きが美しくなるように
微妙にズラしたりして・・・。
そうすると・・
その音は伸びがあり、きらきらと輝いてくるのです。
ボイストレーニングでも
声が美しく鳴らない原因がどこにあるか見極めて
調整していきます。
例えば、声帯を閉めて(いわゆるのど声、喉をしめてる声)
歌う癖のある人なら、共鳴腔の一つである、
喉頭腔を開いていくトレーニングをします。
そうすることで、肺から送られてくる息が遮断されずに流れ、
他の身体の器官と共鳴しあって魅力的な声になります。
その声は伸びがあり、輝いています。
今回、私はピアノの調律を通して
発声の中の響きということを感じたのですが
ピアノだけでなく、
アコーステックの楽器(ギターなんかもいいですね)の音や
コンサートやライブに出掛けて、
音が響いている心地よさ・・
を感じてもらえるといいのでは、と思いました。
感じるという経験は
自分の声もそれに近づく方法の一つになります。
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